先日の役員方針説明会で、欧州駐在員が約10名帰国となることが
発表された。
現地では高給取りの部類に入る駐在員の経費がかさむこともあるが
今年の年初から行っている俗に言う現地採用社員のリストラに対し
日本人駐在員がいつまでものほほんと残っているのも現地社員から見ると
よくないらしい。
決してのほほんと仕事しているわけでもなし、
現地社員の何倍も仕事を抱えているのに。
で、役員方針説明会以前に、駐在員の人事異動があることは
独自ルートでわかっていたが、はたして誰が帰国?と
同僚とよく話していました。
私:ようやく僕にも帰国のチャンスが回って来た。
同僚:そんなことありえない。我が家は学校行っている子供2人抱えているので
家族もちの僕が先に帰るかも。
私:いや、君の現在の仕事の責任範囲、ポジションでは今の帰国は無いね。
などなど、いろいろ話していたが
結局は、どちらも帰国とならずこの先もしばらく残ることに。。。
で、帰国者はほぼ我々の予想していた通りの人選となった。
しかも年内帰国で、1月5日より日本で出社。
欧州はクリスマス気分というのに、3週間で帰国の準備できるの?
とお思いの方もいらっしゃるであろうが、それをするのが当社の社員。
昔駐在していた某国では、帰国命令が出て1週間で去った方もいました。
もちろん家族もある人です。
そして、日本に降り立つと、会社の車が迎えに来ていて、本人はそのまま
拉致されて出社ですよ。 普通じゃ、ありえない。
そして不況は、役職者の給与カット、カンパニーカーの格下げまでにも及んできました。
大赤字のこの状況では仕方ないです。
これだけの赤字で倒産しない当社財務状況もたいしたもんですが・・・
さて、不況のことはしばし忘れ・・・
こちらではクリスマスシーズン真っ盛り。
先日より、いろんなところのクリスマスマーケットの出没しています。
Frankfurt/フランクフルト
Ahrweiler/アールヴァイラー(城壁に囲まれたなかなかいいところでした)
ライン川の支流、アール川沿いにある街です。
このあたりは、赤ワインの産地として有名で、川沿いの斜面に多くの葡萄畑を
見ることができます。
今週末はEssenのクリスマスマーケットに出没予定です。